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数世紀の樹齢を経た松や杉の大木が境内に鬱蒼と影を落としています。
臨済宗大徳寺派大本山・大徳寺は京都の北山に近い紫野に14世紀の初頭からあります。
室町時代、応仁の乱など度重なる戦乱で伽藍は灰燼に帰しましたが、一休宗純禅師(あのとんちの一休さん)が堺の商人の手を借り再建しました。
一休の弟子の一人に茶道の祖、村田珠光がいたため、この寺は茶道と深いかかわりをもつことになりました。

珠光の孫弟子、千利休が仕える豊臣秀吉が織田信長の葬儀をここで営み、信長の菩提寺として総見院を建立しました。
これを契機に多くの大名による塔頭寺院建立が相次ぎ、現在の大寺院になりました。
松本英彦の墓所は信長の菩提寺総見院にあります。
侘び助椿の咲く前庭を通り抜けていくと、奥まった静かな場所に英彦の墓があります。
伝統と格式に満ちた総見院の中で、彼の墓は異端者の様に存在しています。
常に新しい音楽を模索し、創り上げてきた彼に相応しく、彼の墓には、彼と仲間たちの演奏姿のオブジェが楽しそうに周りを囲み、そして英彦の演奏が実際に聞こえてくるのです。
そう、ここには音響装置が設置され、墓参者の心はひと時、英彦とともにスウィングするのです。
総見院は一般観光客には非公開の日が多いのですが、総見院のご好意により英彦の墓参に限りいつでも入ることができます。
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〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町53
TEL.075-491-0019 FAX.075-491-0016
地下鉄北大路駅より市バス(1)(204)(205)(206)など大徳寺前下車徒歩5分